これでのべ 3 個目の故障となる。故障箇所はいつも同じだ。
最初にあらかじめ言っておく。Razer Abyssusは Salmosa に比べ
デザインも洗練されているしセンサーも直線補正が無くてFPS向きだし
シンプルで驚くほど軽い。
柔らかいケーブルは取り回しに困らないしソールもデフォルトでよく
滑ってくれる。そしてRazer社特有の、固くクリック感のしっかりした
ホイール。現状で最高のマウスであると思う。
ただ、やはり同じ箇所がこう何度も壊れては、設計に問題があると
結論せざるを得ない。
画像の青丸部分は、ガワをひっくり返して見た、左スイッチを押す
部品である。これがあまりにも、あまりにももろい。厚さ1mm程度の
プラ板がピョコッと突き出ていて、それで左スイッチを押す格好に
なっている。力を入れてクリックしたり、リコイルコントロールで
強くドラッグしたりするとこいつが折れる。
折れたら最後、左クリックが全く利かなくなる。
こいつがもっと頑丈な、たとえば三角錐だとか太い円柱だとか、そういう
形状だったならこんなにもろくはなかっただろう。
どうしてこんな設計にしたのか、残念でたまらない。